菊池 真理栄
中野キャンパス事務部中野教務事務室
2019年入職
カナダ サイモンフレイザー大学人文社会科学部出身
グローバルな大学を
実現するために
世界の学生の視点から、
明治大学を考える。
単なる翻訳ではなく、
世界中の志願者が本当に求めている
情報を届ける。
中野教務事務室では、中野キャンパスに設置されている学部・研究科の業務に携わっています。具体的には、学生の履修・成績の管理、学部・研究科の制度やカリキュラムを設計する委員会運営など、幅広い業務を担っています。その中で私は、国際日本学部の担当として、学生や教員の窓口対応をはじめ、交換留学生の受け入れや英語での対応にも取り組んでいます。国際日本学部は世界各国から留学生が集まり、また留学する日本人学生の割合も高い学部です。日本語が堪能でない学生の問い合わせも多いため、英語でのやりとりも多い業務。海外の大学で身につけた語学力を活かすことができ、やりがいを感じる毎日です。印象に残っているのは、学部の英語パンフレット制作を自分が中心となって進めたこと。日本語版を単に英訳するだけでは、海外の学生に明治大学の魅力をしっかり伝えきれないかもしれません。そのため私は、日本語版のパンフレットは直訳せず、下調べから念入りに行い、同事務室の翻訳担当者や英語教員と協力しながら原稿を作成。無事完成したパンフレットを見たときは、大きな達成感がありました。世界中の志願者の目に触れるものの制作に携わることで、明治大学を多角的に見つめるきっかけにもなり、素晴らしい経験を積むことができました。
まずは自分自身が、
頼れる職員へと成長したい。
もともと英語を使った仕事に興味があり、海外の大学への進学を決意。就職活動でも世界と日本をつなぐような仕事を希望していました。就職活動を進めていく中で、自分自身の留学経験を誰かのために活かし、世界と日本をつなぐことができるのは、大学職員なのかもしれないと気づきました。特に国際化を推進している明治大学であれば、自分にも活躍の場があると考えて入職を決めました。仕事をする中で、まだまだ世の中に「明治大学=国際的な大学」というイメージを浸透させていくことができるのではないかと感じることもあり、その強化にも取り組みたいと考えるようになりました。現在は学部の英語版ホームページの更新を積極的に行い、明治大学の“今”を世界へ発信することに力を入れています。今後、国際化は大学業界においてますます重要なキーワードとなっていきます。明治大学でも、学部事務室の留学生の受け入れ体制をさらに強化し、「明治大学に留学してよかった」と思ってもらえるようなキャンパスライフを届けることが目標。また、私自身もたくさんの学生たちの意見を傾聴し、どんなことでも相談してもらえるような職員へと成長していきたいです。
学生のみなさんへ
by MARIE KIKUCHI
大学職員は、たくさんの課題に向き合い、現状や前例を踏襲するだけでなく、新たな取り組みを提案し実現していく姿勢が求められます。発想力や行動力を持った、これからの明治大学を一緒に明るくしてくれるような人を待っています。
プライベートの
過ごし方
趣味は音楽鑑賞と映画鑑賞。休みの日には好きなアーティストのコンサートへ出かけたり、映画館に行って映画を見たりして過ごしています。また、食べることが大好きなので、休日は友人と美味しいものを食べに出かけることもあります。