許 貞恩
情報メディア部メディア支援事務室
2016年入職
明治大学商学部出身
あらゆる
テクノロジーを駆使し、
未来の明治大学の
日常を作っていく。
新しい授業のスタイルを、
明治大学でどう築き上げるか。
私は韓国の出身で、母国の高校を卒業して明治大学へ進学し、大学職員として明治大学へ入職しました。現在は、メディア支援事務室でICTによる学習支援に携わっています。たとえば、オンライン授業の配信や、オンラインシラバス、履修登録システムのサポートや、学生たちが機材を使用する授業の補助など。新型コロナウイルス感染症の流行により、授業はすべてがオンライン化となり、毎日の授業の配信にも私たちの部署が機能しています。これまで対面で進めていた授業をオンライン化するにあたり、教員とのコミュニケーションは必要不可欠。講義の様子や資料をただ配信するだけでは、本来の授業の面白さや狙いを盛り込みきれない可能性があるため、どうしたらこれまでの質を担保しつつ学びを完結できるのか、教員と相談しながら工夫して配信に携わっています。毎日の配信が学生たちの学びに直結するため、緊張感と大きなやりがいを持って業務に取り組んでいます。工夫次第では障がいのある学生や留学生たちに、これまで以上に授業の理解度を深められることにもつながります。常に、最先端の技術にもアンテナを張り、明治大学ならこの技術をどのように最大限に活用することができるのかを考えるようにしています。
学生時代に感じた大学の魅力を、
多くの人へ届けたい。
カメラや音響機材など、日本のものづくりに興味があり、日本で働きたいと思っていました。明治大学は昔から留学生が多いため母国でも広く知られており、私も大学から日本で学ぶことを決意しました。在学中はとても充実したキャンパスライフを送ることができ、自分の感じた明治大学の魅力を世界中の多くの人に届けたいという思いで、大学職員として勤務することにしたのです。入職後は中野教務事務室に所属し、主に国際日本学部を担当。留学生の受け入れや、英語を使った学位コースの運営に関わってきました。仕事をするなかで、生まれた国、育った国、使う言語、障がいなどによって、入学時や学生生活に不自由を感じる学生がまだ存在することに問題意識を持つようになりました。バックグラウンドに関わらず、多くの学生に、この明治大学で学ぶ機会を届けたい。そんな思いを持って、今のメディア支援事務室では、学生たちの夢をICTの力でどんどん支援していこうと考えています。そして、最先端の技術を取り入れながら、多くの学生たちが明治大学での学びを得られる環境を整え、私のように明治大学の魅力を感じてほしいです。最終的には、大学業界のICT化を明治大学がリードし、活躍の幅を世界に広げていくという未来を描いています。
学生のみなさんへ
by JUNG-EUN HUR
大学職員として働くことが、大学を変え、そして大学が社会を変え、最後には自分一人の力では叶えられないような夢を実現することにも繋がります。叶えたい夢のある人には、ぜひ挑戦してほしい仕事です。自分の軸をしっかり持ち、頑張って進んでいってください。
プライベートの
過ごし方
普段から、英語や第三外国語の勉強、趣味でもある映像編集の勉強を続けています。長期休暇が取れた時には、旅行に出かけ、身につけた語学力を活用したり、綺麗な写真を撮ったりするのが好きです。